今までのカードローンやクレジットカードの利用履歴が分かっちゃうの?
多くの加盟金融業者は、この機関を通して申込者の以前の利用履歴を参照にし、審査を行います。
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cicってどんな機関?
消費者金融や銀行、そしてクレジット会社などでは利用者の信用でお金を借りることが出来たり、様々な支払いの立て替えなどをしてくれ、現在では欠かせない存在となりました。
カードローンやキャッシングを利用したことのある方でしたら、日本信用情報機関の「CIC」という名称を見たりを聞いたりしたことがあるかと思います。
主にクレジットカードを作る時には、申込者にとって避けては通れない機関ですので是非覚えておくことをオススメします。
ではまず最初にCICとはどのような機関なのかを簡単にご説明させていただきます。
CICは正式には、「株式会社シー・アイ・シー」であり、クレジット会社による共同出資で昭和59年に設立されました。
本社は東京都新宿区西新宿に構えており、他にも北海道や東北、首都圏、中部、近畿、中四国、九州、システムセンターと数多くの事業所があります。
主として割賦販売や消費者ローンなどのクレジット事業を営んでいる企業を会員としている信用情報機関であり、「割賦販売法および貸金業法に基づく指定信用情報機関」の指定を受けている唯一の指定信用情報機関となります
消費者のクレジット情報や消費者ローンなどの信用情報を加盟会員のクレジット会社などから随時収集しており、会員のクレジット会社から照会の申告があった場合には、それら数々の情報を提供します。
加盟会員は「信販会社」「百貨店」「専門店会」「流通系クレジット会社」「銀行系クレジット会社」「家電メーカー系クレジット会社」「自動車メーカー系クレジット会社」「リース会社」「保険会社」「保証会社」「銀行」「消費者金融」「携帯電話会社」などが挙げられます。
つまりこれらクレジット会社や金融機関などにお金の借入やローンなどの融資商品を申し込みする時には、審査の中でCICのデータベースを参照することから、申込書に嘘の申請をしたとしても、必ずバレてしまいます。
過去に何度も返済遅延をしていたり、債務整理などをしていると、CICにブラックリストとして登録されてしまい、新たに借入やローンなどの利用が出来なくなります。
ちなみにブラックリストという「リスト」は存在していませんが、金融事故として登録されていることから、ある意味ではブラックリストと同義となります。
CICで個人信用情報を開示してもらうには?
このCICに登録されている個人信用情報は、会員で無くとも開示してもらうことが出来ます。
開示方法としてパソコンやスマートフォンなどを利用したインターネット、郵送、窓口と3つの方法から選ぶことが出来ます。
最も多く利用されているのがインターネット開示であり、まずはクレジット契約時に利用した電話番号を使ってICIから受付番号を取得します。
受付番号を取得して一時間以内にインターネットでその番号を入力します。
するとCICから開示報告書がPDFデータで、すぐに信用情報の確認をすることが出来ます。
ただし開示してもらうためには、手数料として1000円をクレジットカードで支払う必要がありますのでご注意ください。
運転免許証やパスポートなどの本人確認書類の提示をすれば、CIC窓口に出向くことによって500円で開示してもらうことが可能です。
このようにCICではいくつかの方法を使って個人信用情報の開示をしてもらうことが出来ますが、あくまでも信用情報の提示のみであり、クレジット会社の審査で断られてしまった理由までは確認することは出来ませんのでご注意ください。
各クレジット会社では、それぞれ審査基準を設けており、CICの情報を参照するのは、あくまでも判断材料の一つであり、審査の合否に直接関わってくるものでは無いのです。
それでも、もしご自分の信用情報が気になるようであれば、一度開示請求をしてみることをオススメします。
だからカードローンなどで審査を受けるときはウソを付いてもすぐにバレてしまうんですね~!
でも自分の履歴も確認できるのは知らなかったです!
ただ、手数料がかかるんですね汗
そのため、仮に過去に返済遅延があったのを隠していても筒抜けというわけですね汗
自分の履歴を確認することも出来ますが、どうしても手数料はかかってしまうようです汗
その点は仕方がないですね….汗