じゃあ、消費者金融や銀行系カードローンでキャッシングをするときって担保は必要なんですか?
その人の借入履歴や毎月の収入を見て「信用」した上でお金を貸してくれるんです。
もちろん、もしも返済してもらえないときのために金融業者側には保証会社が付いています。
そのため、担保必要なしで貸付を行っているんですよ!
★このページの目次★
そもそも担保って何?
「担保」という言葉は誰もが知っているかと思います。
よく聞く言葉ですが、それではそもそも担保とは何なのでしょうか?
カードローンの借入で担保が必要なのかどうかという説明は後程させていただくこととして、まずは担保について具体的に説明させていただきますね。
日本では「担保=不動産」というイメージがあります。
もちろんこれはこれで間違いでは無いのですが、もっと具体的には「物的担保」「人的担保」の2つに分けることが出来ます。
前者の物的担保で代表的なのが不動産担保となります。
そして人的担保は連帯保証です。
いわゆる保証人と呼ばれているものです。
お金を借りる時や、各種ローン等を組む時にこれら担保が必要な場合があります。
例えば自動車ローンを組む時に人的担保である保証人をつけたとします。
もしローンを組んでいる本人が毎月の返済を怠ってしまった場合、また返済能力が無くなってしまった場合に保証人が本人に代わって返済をしなければいけません。
他にも数百万数千万といった多額のお金を金融機関から融資してもらいた時に、不動産担保ローンとして住宅や土地を担保に入れることもあります。
価値の高い不動産を担保に設定するため、借入金額が大きい時や返済期間が長い時、また低金利という時にこの不動産担保ローンが適用されるという特徴があります。
不動産を担保とするローンの場合、万が一返済を怠ってしまうと、最終的には担保に入れた不動産を失ってしまう可能性があります。
このことから、不動産担保ローンを利用する際には、親身になって相談にのってくれる金融機関に申込し、返済計画の立て方はもちろん、もしもの時の対処方法などもきちんと確認しておくようにしましょう。
カードローンでは担保は必要ありません!
ここまでで、担保についてある程度ご理解いただけたと思いますが、それではカードローンでお金を借りる時に、担保は必要なのでしょうか?
今では都市銀行や地方銀行問わず、個人向けのカードローン商品を展開していますよね。
なんか2000年初頭から怒涛の勢いでカードローンが増えていると感じませんか?
実はその背景には消費者金融を利用してキャッシングをする人の需要が増えてきたところにあります。
消費者金融は金利が収入となることから、利用者が増えることによって、多額の収益を出していました。
このビジネスチャンスを銀行が放っておくワケがありません。
そこで数多くの銀行がこぞってカードローン商品を発表し、低金利で多額の資金調達が出来るということで、消費者金融との差別化を図ったのです。
今でこそ銀行と消費者金融が提携しカードローンを提供しているケースもありますが、一昔前までは新規顧客獲得合戦が繰り広げられていたんです。
さて、ちょっと話題がズレてしまいましたが、銀行系カードローンや消費者金融では担保は必要なしでお金を借りることが出来ます。
誰もが知る人気の「みずほ銀行」や「楽天銀行」などのカードローンも担保は必要ありません。
ではどうしてお金を借りるのに担保は必要無いのでしょうか?
銀行や金融業者にとって返済してくれない時のリスクがあるのに不思議ですよね?
その理由は、銀行系や消費者金融問わず、どのようなカードローンであっても、申込時には必ず保証会社を通して行われるからです。
一度契約書や申込書などをよく確認してみてください。
そこには「弊社(当行)指定の保証会社の保証を受けることが必要となります」などと記載されています。
消費者金融の場合は、自社が保証会社を兼任しているケースが多く、銀行などでは、アコムやプロミスなどの消費者金融、またオリエントコーポレーションやオリックスといった信販会社が保証会社となり審査が行われるのです。
とにかくカードローンを利用する際には、返済スケジュールをきちんと立てて、これら保証会社のお世話になることなく賢く借入することが大切です。
確かに少額の融資であれば、もしものときも金融業者にそこまでダメージが無い。
さらに保証会社がいれば保証してもらえますもんね!
おかげで僕らは担保なしで気軽にお金を借りることができるんですね!
ですので、担保必要なしでお金を借りることができるからといって「誰でも借りれる」というわけなので勘違いしないようにしましょう!