あれって危ないんですか?
よく2chで「アドオン返済は危険」みたいな書き込みをみる気がするんですが…汗
メリットとかはあるの?
メリットとしては返済の計画が立てやすいこと。
ただし、返済額が多くなってしまう事例もあるので注意が必要ですね汗
★このページの目次★
アドオン返済って何?どこが危険なの?
最近では消費者金融や銀行のカードローンを利用している方が増えてきており、お金に困った時にカードを使っていつでもキャッシングをすることが出来るということで、私達の生活に必要不可欠な存在となりました。
テレビコマーシャルや有名雑誌でも頻繁に宣伝を展開しており、特に消費者金融は近年の法改正によりグレーゾーン金利が撤廃されたことから、返済負担をより軽減してお金を借りることが出来るようになりました。
しかし当たり前のことですが、このような金融商品を利用しお金を借りた場合には、その金額に決められた利息を加算して期日までにきちんと支払いをしなければいけない義務が生じます。
この利息は、金融機関にとっては一種の手数料でもあり、貸金業としてのサービスを続けるためには必ず必要なものです。
ただこの利息についてですが、各社によって返済方法や計算方法が異なり、その一つとして「アドオン返済」と呼ばれているものがあり、この「アドオン」という言葉は「上乗せ」「付け加え」と意味を持ちます。
アドオン返済というのは、元金に対して利率を掛けた総金額を返済回数により割り、その金額を毎月の期日までに返済していくという方法であり、例えば、元金が20万円として利率が月0.7%、そして返済回数が10回と決められていた場合には、 利息総額14000円になります。
つまり毎月返済をしていかなければいけない金額は「(20万円+14000円)÷10回」で、21400円となります。
返済額が固定されることから、返済計画が立てやすいのですが、アドオン返済というのは、元金はきちんと返済をしているのにも関わらず、利息は減っていかないという前提で計算が行われていることから、場合によって返済金額が大きくなってしまうことがあります。
このことから大きな損をしてしまうという危険性がアドオン返済にはあることから、一つの注意点として頭に入れておくようにしましょう。
じゃあアドオン返済のメリットは?
それでは逆にアドオン返済のメリットは何が挙げられるのでしょうか?
正直なところ、アドオン返済については、世間的にあまり良いイメージが無いようで、インターネットでもその危険性ばかりが目につきます。
強いて言えば、アドオン返済のメリットとして、先程も少し書かせていただきましたが、「毎月の返済金額を自分自身で簡単に算出可能」ということです。
借入の管理がしやすく、返済スケジュールも立てやすいことから、計画性を持って日常生活を送ることが出来るようになります。
その他の返済方法や計算方法ですと、どうしても算出するのが困難になり、「いつの間にか毎月の返済金額が上がっていた!」なんてことも考えられます。
アドオン返済でしたらそのような心配も無いので安心なのです。
ただし管理がしやすい点では、確かに便利な返済方法ではありますが、先程説明したデメリットである、元金を返済しているのに利息が減っていかないことから、最終的に完済する際にかなりの金額を支払ってしまうことになります。
「アドオン返済は計画的に支払えて便利」「どんなに借入をしても利息が変わらないからお得だ!」といったことは大きな間違いであり、このような消費者の誤解を避けるために、1947年になるとアドオン金利の表示が禁止されるようになったのです。
そしてご存知の通り、現在においては「実質年利」のみ表示することが義務付けられているワケです。
このように消費者金融や銀行などを利用してお金を借りる場合には、返済方法や利息計算方法などをきちんと頭に入れておかなければ、便利なキャッシングも大きな損をしてしまう要因になるのです。
決して難しいことではありませんので、キャッシングなどの契約時にはきちんと担当者から利息についての話を聞いておくことが大切で、わからないことがあれば恥ずかしがらず積極的に確認するようにしましょう。
利息が減らないというのは知りませんでした…汗
ちゃんと理解できてないと、確かにアドオン返済は危険かも知れませんね汗
「便利そうだから」「お得そうだから」といった先入観だけでアドオン返済を選んでしまうのはちょっと危険かもしれませんね汗
よく理解したうえで返済方法を選ぶようにしてくださいね。