それって怪しい組織なの?汗
これにより借入履歴などの情報は共有されているので、審査時のウソの防止となっています。
ちなみにJICCは内閣総理大臣指定の組織なので、怪しい機関などではありませんよ!汗
★このページの目次★
JICCってどんな会社なの?
カードローンやキャッシングなどの個人向けに融資している金融商品って本当に便利ですよね?
現金が不足している時にまとまったお金を借りることが出来るワケですから、消費者金融や銀行系カードローンは重宝する存在です。
当たり前のことですが、クレジットカードにしろカードローンにしろ、借入やローンは各金融業者や機関が本人に代わって立て替えてくれるのですから、利用する前には返済能力があるかどうかを審査する必要があります。
この審査段階で個人信用情報機関であるJISSが深く関わってきます。
JICCというのは、利用残高や金融事故(ブラックリスト)の有無などの信用情報を一括で管理しており、加盟している貸金業者に対して情報提供などを行なっている法人となります。
個人情報保護の法律など厳しい条件に基づき、内閣総理大臣により指定されている機関なのです。
現在では日本全国に2つの窓口が用意されており、「東京都千代田区神田東松下町14 東信神田ビル2階」と「大阪府大阪市浪速区難波中2-10-70 パークスタワー17階」にあります。
すでに借入をしている消費者が新しく他社でキャッシングをしたり、借金返済を延滞しているといった情報は、その都度JICCに報告され、その報告された情報をJICCでは随時更新し登録されていきます。
JICCで信用情報を開示してもらうには?
借入の審査で重要な役割を持つJICCの信用情報は、加盟金融業者だけではなく、個人でも申告をすることで開示してもらうことが出来ます。
窓口でも開示してもらうことが出来ますが、全国に2ヶ所しか窓口が用意されていないため、多くの人は郵送、またはスマートフォンや携帯電話を利用して開示請求することになります。
その場合には、情報開示モバイル受付サービス専用サイトへアクセスし、JICC書類送付アプリをダウンロードします。
その後、手順に従って氏名や住所などを入力し、最後にアプリから本人確認書類送付ボタンを押し、運転免許証やパスポートなどの本人確認書類を画像データとして送信します。
最終的にクレジットカードを利用して開示手数料1000円を支払い、後日郵送で開示結果が送られてきます。
ちょっと長々と書かせていただきましたが、開示方法は決して難しいものではありませんので、ご自分の信用情報を知りたい場合には是非請求をしてみてください。
ただし開示してもらったからといって、借入やローンの審査で落とされてしまった理由まではわかりません。
審査基準はそれぞれの金融業者により異なり、JICCのデータベースはあくまでも審査における参照資料なのです。
この機関があれば金融業者側は利用者のウソを暴けるというわけなんですね。
情報を共有されているのはちょっと怖いけど、仕方がないことなんですかね~汗
どうしてもこういった第三者機関がないと、利用者が不正を行いやすくなってしまうので、避けられないのが現状ですね汗