ちなみに、そのメリットやデメリットはいったい何ですか?
住宅ローンの借り換えのメリットはやはり支払う金利が低くなることでしょう。
デメリットとしては、借り換え時の諸経費などがかかってしまうなどが挙げられます。
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住宅ローン借り換えメリットは?
夢のマイホームと購入する際に、一括で現金で支払うことは殆ど無いかと思います。
やはり新築にしろ中古マンションにしろ、まとまったお金が必要となることから、銀行や信用金庫などの金融機関からお金を借りる必要があります。
この住宅購入のための借入をするのが住宅ローンであり、毎月無理することなくマイホームを手に入れることが出来ます。
そんな住宅ローンですが、多くの金融業者では、年収やその他の条件を満たせていれば住宅ローンの借り換えは可能です。
では、近年はアベノミクスの影響で景気が上昇気味であり、これから先「金利」が上昇する可能性があると言われているこの時期に住宅ローンを既に組んでいる人は、どのように手段をとれば良いのでしょうか?
やはり今とるべきオススメの行動としては、「住宅ローンの借り換えをおこなう」ということです。
固定金利タイプであっても、最も競争が激しくなっている10年固定で1.3~1.5%程度と、ここ最近では史上最低水準となっているため、言うならば絶好の借換時期なのです。
また1%未満の変動金利型ローンを利用している人は、低金利の今のうちに10年固定といった長期固定のローンへ借り換えることをオススメします。
固定金利タイプのローンを利用している人であっても、金利水準が低下していきていますので、もっと低金利の固定金利ローンへ借り換えることで、条件によっては負担を軽減出来るケースもあります。
具体的に説明しますと、全期間固定ローンではなく、2%以上の金利で借入をしている場合には、借り換えをすることによってお得になります。
2005年頃に新築購入や大規模リフォームなどで住宅ローンを組み始めた人が、最初の固定期間が終了し、現在は金利割引が減ってきている頃だと思います。
ですので、固定金利タイプにおける基準金利が3.5%以上、また変動金利であっても2.475%となり、これから減少後の金利割引0.4%を差し引きますと、約2.1~3.1%以上で借入をしている人も決して少なくありません。
10年固定であっても3%程度の水準で借入をしている人は、10年固定1.3~1.5%に借り換えることによって大きなメリットを得ることが出来るでしょう。
メリットを活かすために、住宅ローン借り換え時には入念なシミュレーションを行いましょう。
住宅ローンを借り換えするときの注意点!
一見、メリットが目立つ住宅ローンの借り換えですが、デメリットがあることも忘れてはいけません。
そこで簡単に住宅ローンの借り換えの注意点やデメリットをご説明させていただきます。
大きなデメリットの一つとして、住宅ローンの借り入れ時に支払いをする諸費用が挙げられ、例えば事務手数料や保証料などという名目で、借り換えをすることによって、再度支払う必要が出てきます。
事務手数料については、完全にもう一度必ず支払わなければいけなく、保証料については一括前払い型に設定している場合には、借り換えをした際に、多少返還されるケースもあります。
しかし、保証料の上乗せ方式で設定している場合には返還されません。
他にも、もう一度登記費用なども必要になってきます。
これら様々な諸費用分を差し引いても、返済金額のメリットが確実にあると判断した場合に限り住宅ローンの借り換えをしましょう。
そしてもう一つ、これまでと同様の金利タイプで借り換えをする場合には問題ありませんが、例えば固定金利タイプから変動金利タイプへと借り換えをする時には、注意をしなければいけません。
固定金利タイプというのは、どうしても変動金利タイプと比較して、金利が高く設定されていることから、変動金利に借り換えることによって時に数百万円といった借り換えによるメリットが出てくることがあります。
ただし、変動金利に借り換えることにより、もしこれから先、金利が上昇した場合には、返済額が増額してしまうリスクがあるのでご注意ください。
ファイナンシャルプランナーなどに相談をして、納得した上で住宅ローンの借り換えを行いましょう。
住宅ローンの借り換えは景気などのタイミングなどが非常に大切なんですね。
また、色々な経費も払わなきゃならないから、借り換えをもしおこなうなら慎重に考えたほうが良さそうですね…汗
「安くなりそう!」と思って他の金融に借り換えをしたら、諸経費などで結局高くついた…なんて話もよく聞きます汗
良く慎重に考え、借り換えするのがいいと思いますよ!