主婦1・疑問
カードローンでお金を借りるときは審査が行われますよね?

審査の中にも「仮審査と本審査」があるって聞いたことがあるんですが、本当なんですか?

ちなみに、何が違うの?

オペ・GOOD
具体的に仮審査と本審査が分けられているかどうかは各金融業者によって違うようですが、大まかな認識としては「機械による簡単な審査」と「人間が色々調査を行う審査」という感じの認識でOKなようです。


仮審査は一体何を見るの?

インターネットが一般的に普及している現在、消費者金融や銀行などでは個人向けカードローンの申し込みが可能なホームページを開設し、24時間365日融資の申し込みを受付けています。

実際に各社のホームページへアクセスしたことのある方でしたらご存知かもしれませんが、目立つ場所に「ネットで3秒診断」「今すぐに結果がわかる借入診断」などのバナーを見たことがあるかと思います。

これはいわゆる「仮審査」のことであり、コンピュータによってお金を借りれるか借りれないかを簡易的に診断するシステムとなります。

仮審査で入力する項目は各社によって異なりますが、一般的には「年齢」「独身か既婚か」「年収額」「他社借入総金額(件数)」などが挙げられます。

仮審査では必要書類の提示は一切無く、いつでもどこでも誰でもインターネットさえあれば簡単に診断結果を知ることが出来ます。

ただし仮審査の結果で「確実に借りられます」「借りられません」といったハッキリとした答えは表示されません。

主に「借入可能かと思われます」「借入可能か判断出来ません」「お問い合わせください」といった曖昧な表現となります。

つまり仮審査の結果というのは、お金を借りることが出来るかどうかを確実に判断出来るものではありませんのでご注意ください。

逆に言えば多重債務者やブラックの方など、どのような状況であっても仮審査でキャッシング申し込みに落ちることは無いのです。

実際に消費者金融や銀行でキャッシング申し込みをする前に、まずは目安程度に一度仮審査を受けてみることをオススメします。

mokuji

本審査ではどんなことが行われる?

ここまでで仮審査とはどんなものかをご理解いただけたと思います。

では次に本審査についてですが、本審査は仮審査とは違い、審査後には融資が実行されるワケですから相当厳しい基準で行われることをご理解ください。

まず本審査を受けるためには、各社が指定する書類を提示する必要があり、例えば運転免許証やパスポートなどの本人確認書類、そして場合によって給与明細書や確定申告書の写しなどの収入証明書類などが必要です。

これら必要書類と一緒に各社が指定する申込書を提出します。

インターネット申し込みの場合、申し込みフォームが用意されており、必要書類は郵送、または画像ファイルとして添付するといった方法があります。
大手消費者金融でしたら即日に審査が行われますので日数は必要ありませんが、銀行や信用金庫の場合は、即日審査もありますが、基本的に数日の期間が必要なるケースが多いです。

本審査では申込書に書かれている内容だけで審査通過の判断はせず、個人信用情報機関のデータベースを参照し、申込者のこれまでの借入実績や返済状況、現在の借入件数などを念入りに調べます。

それだけではなく、各金融業者間で共有しているデータベースもあり、以前に申し込みをした日付、その時にどんな内容の申込書を提出したのかなど、細かい情報も本審査ではチェックされます。

つまり申込書に書かれている内容とデータベースの内容で相違点が見つかると、信用出来ない人と判断され、仮に融資可能な状態であっても本審査に通らない可能性があるのでご注意ください。

過去に返済遅延を繰り返していたり、多重債務状態、また債務整理・任意整理中といった状況ですと、個人信用情報機関には金融事故情報として登録されてしまいます。

いわゆるブラックリストと呼ばれているものであり、このような金融事故が本審査で見つかると一定期間新規の借入をすることが出来なくなります。

信用情報に問題が無い場合には、在籍確認の電話が行われます。

これは申込書に書かれている勤務先で本当に働いているのかを確認するための審査であり、本審査の最終段階で行います。

このように「仮審査」と「本審査」は同じ審査という言葉が使われていますが、似て異なるものだということがわかります。

mokuji

主婦1・納得
なるほどね!

よく広告などで見かける「○○秒診断」とかは仮審査的なニュアンスなんですね!

で、ちゃんと人が調べて審査するのが本審査ってわけか!

オペ・添え手
ここでは大まかに分けましたが、おおよそそんな感じですね。

ただし、各カードローン会社によっては審査の仕方はまったく違う場合もあります。

あくまでも本審査と仮審査は「こんな感じ」というイメージなので注意してくださいね。


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